2020年オリンピックもあり、注目度急上昇中の職業が翻訳と通訳です。
iae留学ネットでも、多くのお問い合わせがある職業の一つです。
言葉で生きていく職業なので、高い英語力はもちろん日本語の表現力や他文化の理解力も求められます。また、この資格を取得することで技術独立ビザ(189)申請の際に+5ポイントとなり、永住権を狙う方にも人気のコースとなっています。(永住権に関してはこちらから)
実際に通訳・翻訳家とはどういう職業で、どういう道を進むのでしょうか?
今回は、目指すなら知っておきたい基本情報をお届けします!
1. 通訳・翻訳家の違いは?
- 通訳者: 異なる言語を話す人たちの間に入り、言語の変換をする人。
主な仕事は、海外企業との商談の助けをする「ビジネス通訳」、観光地などで活躍する「通訳ガイド」、海外ニュースなどを訳す「放送通訳」、G20などの国際会議で必要となる「会議通訳」などがあります。
- 翻訳家: 通訳と違い、書面の言語変換をする職業が翻訳家です。
主な仕事は、ビジネスの契約書・資料・マニュアルなどの翻訳をする「実務・ビジネス翻訳」、ドラマや映画の字幕や吹替に必要な「映像翻訳」、海外で出版された書籍や雑誌の翻訳をする「出版翻訳」などがあります。
- どうやって通訳・翻訳家になる?
オーストラリアにはNAATIという翻訳・通訳の国家資格の認定をする国家機関があります。(NAATI=National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)
資格にはレベル分けがあり、通訳として仕事をするには上級のProfessional Interpreterが必要とされます。
- 最上級 Conference Interpreter / Advanced Translator
- 上級 Professional Interpreter / Translator
- 中上級 Paraprofessional Interpreter / Translator
- 中級 Interpreter / Translator Regognition
- 初級 Language Aide
政府公認の通訳・翻訳家になるには、NAATIの認定を受けたコースを修了する、もしくは試験に合格する必要があります。
3. NAATI認定のコース紹介
Diploma (専門学校レベル)からMaster (大学院)まで様々コースがあり、期間は半年間から2年間まであります。求められる語学力もレベルにより異なり、IELTS6.0~IELTS7.0が基準となります。
コースの詳細はこちらから確認できます。
それぞれの学校により特徴やレベルが異なりますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。
4. コース卒業後
通訳・翻訳家は政府・公共サービス・国際関係・法律事務所・移民局・不動産などの様々な分野から、個人的な依頼まで幅広い分野で活躍できます。加えて、依頼が入ったときのみ仕事をするフリーランスサービスで働くことも可能です。パートタイムとして、お家で働きたいという方には良い条件です。
フルタイムで働く年収平均は以下の通りです。この給料は、スキル・経験が上がるにつれて上がっていきます。
$51,687 = 約440万円
($1=85.32円 google調べ 参考:http://www.payscale.com/)
「仕事につながるスキルがほしい!」 カウンセリングでよく聞く声です。
日本でも、オーストラリアでも使えるスキルを手に入れ、東京オリンピックという世界最大のイベントで活躍。考えただけでもワクワクしませんか?
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