IELTS コンピューター ペーパー SOL留学

こんにちは。SOL留学のかすみです!

今回は、近年新しく導入された『コンピューターベースのIELTS』について解説したいと思います。ペーパーとコンピューターと迷われている方もいるかもしれません。それぞれにメリット・デメリットがあり、相性もあります。この記事を読んで自分はどちらに向いているかチェックしてみてください!

今回お伝えする項目はこちら!

・IELTSについて

・IELTSペーパーベースとコンピューターベースの比較

・IELTSコンピューターベースのメリットとデメリット

・まとめ

IELTSについて

IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で、オーストラリアを初め、主にイギリス、ニュージーランドで、大学、専門学校の受験や移民申請に使われる英語能力テストです。リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つの技能を測る試験で、世界40か国以上の国で受けることが可能です。オーストラリアでは学校に入学するにしても、働くにしても何かと色々な場で求められるスコアなので、持っておくに越したことはありません。

 

昔はPaper-delivered IELTS、いわゆるペーパーベース(鉛筆と紙を用いた試験)だけだったのが、オーストラリアでは2018年、日本では2019年からComputer-delivered IELTS、つまりコンピューターベース(パソコンにタイプするスタイル)でも受けられるようになりました。比較的新しいので、まだペーパーベースほど浸透しておらず、どういった実態かいまいち掴めない方も多いかと思いますので次の項目でペーパーとコンピューターベースIELTSの比較をしました。

IELTSペーパーベースとコンピューターベースの比較

ペーパー

コンピューター

試験日 だいたい週1日(週末) だいたい週5日(平日)
申し込み 19日前まで 3日前まで
結果が出るまでの期間 2週間 2-5日
受験料 $375 $375
試験会場 多い 少ない

(日本では東京と京都のみ)

スピーキング 試験官と1対1 試験官と1対1
リーディング 手書き解答 タイピング解答
リスニング 大会場のスピーカー

手書き解答

ヘッドホン

タイピング解答

ライティング 手書き解答 タイピング解答

(2020年現在)

スピーキング

スピーキングに関してはペーパーもコンピューターも全く条件は同じです。コンピューターベースを選んでも、スピーキングだけは画面越しではなく直接試験官と面と向かってのインタビュー形式です。

 

リーディング

コンピューターベースではパッセージの一部にハイライトが入れられたり、メモ機能を使うことは出来ますが、直接パッセージに書き込んむことは出来ません。IELTSのリーディングは時間との勝負なので2回読んだりキーワードを悠長に探している余裕ははっきり言ってありません。後ですぐ探せるように印やメモを付けながら読み進めて行くような従来の戦略が取れないのが厳しいところです。また画面上のハイライトやメモ機能を使うにしても慣れてないとその操作自体に手こずる可能性もあります。

 

ライティング

コンピューターベースはなんと言ってもワードカウント機能がついているのがいいところです。いちいちワードを数えなくて済みます。もちろんコピペも出来ます。手書きの時は付け足したい文を後から思いついた時、書くスペースを確保するためにわざわざ消してもう一回書いて…という非常に無駄な時間が生まれてイライラした経験はありませんか?コンピューターだとそれがないので、タイピングが得意な人はな尚更有利かもしれません。

 

リスニング

ペーパーベースの場合、何人もの受験者が収容された大きな会場でスピーカーから流れてくる音声を聞くのですが、コンピューターだとヘッドフォンが一人一人用意されているので集中できます。隣の人のくしゃみに邪魔されたなんてこともありません。

ただリーディング同様、コンピューターベースだと問題文に書き込みが出来ないのでそこは不便に感じる方もいるかもしれません。メモ用紙と鉛筆は支給されますが。ただ、IELTSを受けたことがある方、もしくは勉強中の方なら分かるかもしれませんが、丸を付けたりアンダーラインをしたりと、『問題文に直接書き込むこめるか否か』は結構重要なポイントだったりします。

IELTSコンピューターベースのメリットとデメリット

前述したコンピューターベースの特徴からメリットとデメリットをざっくりまとめると以下のようになります。

 

メリット

・早くて便利!

ペーパーと比べると試験日も多く、申し込んですぐ受けられて結果もすぐ来る!

・ライティングがいい!

ワードカウントとコピペ出来るのは何といってもありがたい!

 

デメリット

・試験会場が少ない!

特に日本は今のところ東京と京都のみ!(2020年12月現在)

・問題用紙に書き込めない!

メモ機能があるけど操作に慣れが必要!

まとめ

ペーパーベースとコンピューターベースの違いについてお分かりいただけましたでしょうか。それぞれの特徴を知った上で是非ご自分に合った形式を選んで本番に臨んでください。私達はIELTSに向けてを頑張っている人を応援しています!IELTSに興味がある方は是非SOL留学までお問合せください。

 

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