TAFE、大学に通っているみなさん、卒業後の進路は決まっていますか?なんとオーストラリアでは、卒業後最大で4年間オーストラリアに最大できるビザがあるのです。

さて今回は、そんな485ビザについて紹介したいと思います。

485ビザとはオーストラリアの大学を卒業したときにもらえるビザで卒業(生)ビザとしても知られています。このビザは卒業後、海外での就労経験を得られることから留学生にとても人気のあるビザです。また、就労と同時に学校に通うこともできます。

 

卒業ビザには以下の2種類があります。

  • Graduate Work Stream 
  • Post-study Work Stream 

Graduate Work Stream

このビザはMLTSSL(Medium and Long Term Strategic Skilled List)の定めた、特定の職業に関係する勉強を終わらせた人が申請できるビザです。このビザを申請する場合、リストに載っている職業でSkill Assessmentに合格する必要があります。

*Skill AssessmentについてはYouTubeで詳しく紹介しています!

Post-Study Work Stream

このビザは学部に関係なく学士以上の学位(Bachelor, Masters by coursework, Masters by Research, Doctoral)を有する留学生が申請することができます。ビザ申請の際は、オーストラリアで初めての学生ビザを11月5日以降に申請・取得していることが条件となります。

各Streamで異なる申請条件があるため、申請前には必ずこれらを確認する必要があります。

こちらについてはSOL留学の公式YouTubeにてご紹介させていただいておりますのでご覧ください。(*2021年最新情報を以下で紹介しておりますのでそちらも必ずご確認ください)

卒業ビザの申請条件

卒業ビザの申請条件

・50歳未満である

・過去6ヶ月以内に学生ビザを取得済み

・過去6ヶ月以内に学校のコースを修了

・English Requirement(IELTS等の英語条件)を満たしている

・オーストラリアで指定のコースと期間を修了

・保険の証明書を提出

・Character Requirement(犯罪歴証明等)の提出

卒業生ビザ、3つのメリット!

1. 就労制限

卒業ビザでは学生ビザなどのように就労に対する制限がございません。つまりビザが下りている期間中は現地の方と同様にFull-Time, Part-Time, Casual すべての雇用形態で就労することが可能となります。

2. 永住権取得のための就労期間

指定の学校・コースを卒業後、将来的に永住権取得を考えられている方にはこちらのビザが大きなメリットとなります。永住権といっても様々なビザがありますが、多くのビザに含まれる申請条件として就労歴の証明になります。特にメジャーな雇用主スポンサービザなどではFull-timeでの就労歴の証明が必要になるため就労制限のないビザの取得が必要不可欠になります。

3. その他のビザの準備期間

上記のように永住権申請のために就労を積むことやポイントシステムを導入しているビザ申請の為の準備期間としても活用できます。またその他にもパートナービザなどの申請をするにあたって、申請準備物などを揃えるための準備期間としても活用することができます。

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卒業ビザの英語条件

 

テストの種類 総合スコア 各バンドのスコア
Listening Reading Speaking Writing
IELTS 6.0 5.0 5.0 5.0 5.0
PTE 50 36 36 36 36
TOEFL iBT 64(Total) 4 4 14 14
Cambridge CAE 169 154 154 154 154
OET B B B B B

卒業ビザの期間

Graduate Work Stream: 2年間

Post Study Work Stream: 2-4年間

  • Bachelor’s degree: 2年間
  • Master by Course Work Degree: 3年間
  • Master by Research Degree: 3年間
  • Doctoral Degree: 4 years

 

*2021年、オーストラリア移民局より卒業ビザの期間について新たに発表があり、いくつかの学位にて期間の延期が適応されることになりました。こちらについては以下の動画をご覧ください。

卒業ビザに関してご質問等ございましたらご気軽にSOL留学までお問い合わせください。