GTE and study in Australia by SOL Migration

学生ビザとGTE(留学理由書)準備について

どうも、SOL Migration公認ビザアドバイザーのナモ・キム Namo Kimです。 MARN 1683521 (Namho Kim)  日本をはじめとする台湾、韓国などのアジア圏は国自体の評価が高いため学生ビザが承認されやすいといわれてきました。 しかし、最近では学生ビザの申請が厳しくなり、さらに詳しい追加申請書類の要求やビザが却下されたという事案も発生しています。 iae留学ネットでは、多くのビザの相談を受けており、今回は公認アドバイザーである私が書いた記事を翻訳してもらい、様々な国籍の方に届けたいと思います。 昨今の学生ビザの申請について、以前とは違いしっかりとした書類をそろえる必要があります。私自身、相談を受けた学生ビザの申請をした際にビザがおりなかったケースが実際にありました。もちろん、ただちにAAT(Adminstrative Appeals Tribunal)という機関に抗議をし再申請する手続きをしたのでほとんどの方のビザは無事におりました。 そういった経験を通して、今回はどうすれば学生ビザが却下される事態を防げるのか、学生ビザ申請の準備についての基本的な内容を皆さんにお伝えしたいと思います。 学生ビザ申請の事前準備  オーストラリアの学生ビザを以前に一度も申請したことのない方で、年齢があまり高くない方は比較的ビザが下りやすいっていいでしょう。英語を学び、世界を舞台に活躍したいという若い人材を育てていきたい教育先進国オーストラリアならではの寛大さです。 しかし、オーストラリアに何度も学生ビザを申請し長期間の滞在をした方、また現在の年齢が30歳~35歳以上の方は、必ず下記事項について確認をし、学生ビザの準備をする必要があります。 学生ビザ申請に必要な項目は、以下の通りです。 正式入学許可書(CoE) パスポートのコピー 学生保険(OSHC) 留学理由書 (GTE) *健康診断(日本人の場合、看護やチャイルドケアを学ぶ方は必要) 正式入学許可書(CoE) パスポートのコピー 学生保険(OSHC) 留学理由書 (GTE) *健康診断(日本人の場合、看護やチャイルドケアを学ぶ方は必要) 上記に加え、移民局からさらにオーストラリア滞在に十分な費用があるか、履歴書、経歴証明、学位証明など追加で書類を提出するように言われる場合もあります。 学生ビザ申請に必要なもの  2017年7月より、オーストラリアの学生ビザ変更案が適用され、すべての学生ビザの申請に「GTE」と呼ばれる留学理由書を含めることが義務付けられました。 留学理由書とは、簡単に言えば「なぜ留学をするのか」という理由を書いたものです。一見簡単なように聞こえますが、その内容によりビザが承認されるか却下されるかが決定される為、このGTEはとても重要な役割を担っています。なので、私どものようなプロのビザアドバイザーに相談していたき、内容を確認しながら作成する必要があります。本当に学業を目的としたビザの申請であるかを見るGTEには基本的に下記の内容が必ず含まれている必要があります。 該当のコースを選択した理由 学業を終えた後の計画 オーストラリアへの留学を決めた理由 学校を選んだ理由 学業期間中の経済的な部分について、どのようにする 該当のコースを選択した理由 学業を終えた後の計画 オーストラリアへの留学を決めた理由 学校を選んだ理由 学業期間中の経済的な部分について、どのようにする 単純に内容について列挙するのではなく、移民局側が必要な答え方をすれば効果的なようです。 実際に私が担当した中で感じた、移民局側を説得するために必要な大きなカギは、現在勉強するために選んだコースは過去の学業やキャリア(日本のものを含む)とどのように関係しているのか、そしてその選択したコースがいかに自らの未来に役立つのかという道筋を立てて説明することにあります。単に「英語力を上げれば、将来に役立つ」というような漠然とした内容ではなく「英語力を上げ(または資格を取得す)ることで、日本で将来こういった職種のキャリアを築き上げていきたい」といたように細かく具体的に書くことが求められます。 そして、一番知っておいていただきたいのは、学生ビザを審査する移民局側が最もチェックしたいところが「本当に学業が目的で学生ビザを申請しているのか」という点です。そのため、学業ではない他の目的(永住権を取得したい、オーストラリアで働きたい、観光したい)を書いてしまうと、学生ビザが却下される確率がとても高くなります。 すべての内容を網羅していたとしても、移民局から追加のGTEを提出するように求められる場合があります。移民局側でGTEを確認する審査官が、少しでも疑問や学業以外の目的を感じたら、その内容について最初にGTEよりもより具体的に記入しなければなりません。審査官が納得するほどの説得力のあるGTEを出さなければなりません。 また申請時の年齢や経済的な部分、そして過去のビザの履歴、オーストラリアの滞在歴なども見られたうえでさらに請求されることもあります。 何が来てもすぐに対応できるよう、私どもプロのビザアドバイザーに相談しておくのが最善です 学生ビザの注意点  わざわざ私がこのように何度も注意を促している理由は、相談に来られる方(時には自力で申請をなさって、お手上げ状態になってから相談にいらっしゃる方もいますが)の中には、申請をすれば必ず学生ビザはもらえると考えている方がいるからです。  ご説明した通り、GTEなどの必要書類をすべて準備した方でも、オーストラリアで学生ビザを数回以上申請している場合は、リスクが高くなります。以前の学業内容と今回の学業の内容が関連していない場合や、道筋が立っていない場合はビザが却下される可能性は非常に高いでしょう。    様々な留学エージェントで、多かれ少なかれGTEのサポートをしているところもあります。会社によっては代行で書くことをサービス(会社によっては有料サービス)で行っているところもあるかもしれません。が、もし本当にあなたがオーストラリアに留学したい、もしくは永住権の取得や長期の滞在を考えているのであれば、GTEはご自身で書くことが重要であると私は感じています。GTEは1度提出されると、移民局のデータベースに保存されます。2度目以降のGTEは以前の内容と関連していなければおかしいので、その内容を正確に把握しておかなければなりません。もし、GTE間で誤差があれば、そこを詳しく追及されるでしょう。iae留学ネットでは、GTEに関して最低限のサポートをしております。ご利用される皆さんの語学力と留学に対する想いを最大限引き出すためです。…

~ケンブリッジ検定とIELTSの違い~

英語力を証明する試験・資格というのはたくさんあります。TOEIC・TOEFL・英語検定、そしてケンブリッジ検定・IELTSなどがあります。しかし海外で英語熟練度を証明する必要があるのならば、ケンブリッジ検定かIELTSの2つが有力です。 留学生ひとりひとりの目的によって受けるべき試験は異なります。それぞれの試験の特徴を見ていきましょう。 ~全体的な英語レベルアップならケンブリッジ検定!~     ケンブリッジ検定の日本での知名度は低いかもしれませんが、世界150カ国以上で試験が行われている世界でかなり有名な英語検定試験です。5つの難易度のテストがありますが、その中でもFCE(First Certificate in English)は中級英語能力を試すテストなので、多くの留学生がこのテストに合格するよう勉強します。 FCEを合格することで仕事や留学に対して十分な英語力がある、と見なされます(TOEIC760点相当)。ケンブリッジ検定は合否結果としてA・B・Cが合格、D・Eは不合格となります。 この試験の内容としては英語の知識量を測る試験ではなく、英語の知識を使いこなす能力があるかを判断する試験です。ですので、ただ文法ができる・スピーキングができるでは合格はできません。General English(一般英語)の延長線とも言えるでしょう。多くの語学学校にCambridgeコースがあるので、自分にあった学校を見つけましょう。 オススメの学校:ALS、Browns、Lexis ~大学進学・永住権獲得を目指すならIELTS!~   IELTSは大学進学に必要なAcademic Module、永住権やその他ビザ取得に役立つGeneral Moduleの2種類があります。0.5点刻みで0から9点までスコアが得られます。 オーストラリアの大学に進学したいのであれば、5.5~7.0のスコアが求められます。しかし0.5上げるのにも約3ヶ月かかると言われているので、計画的に勉強スケジュールを組みましょう。 こちらも多くの語学学校にIELTSコースがあります。周りは大学進学や永住権獲得を目指している生徒が多く、モチベーションが高い留学生もたくさんいます。 オススメの学校:ALS、QAT、EMBASSY ~目的に応じて試験を受けよう!~ いかがだったでしょうか?同じ英語といえども目的によって受けるべき試験は異なります。自分の将来の目標に向かって少しずつ勉強していきましょう!コースのご相談などはiae 留学ネット ブリスベンまでお越しください。