学生さんの紹介 名前:むつみさん 大学:QUT(クイーンズランド工科大学)Bachelor of Business Accounting 修了 職業:オーストラリア現地の会社で会計士 初めに 皆さんの中には一度は海外での大学進学を考えた方もおられると思います!今回はオーストラリア『TAFE, QUTで会計学を学び、卒業後実際にオーストラリアで会計士として働いておられるむつみさんにインタビューさせていただきました!』インタビューのフルバージョンは上記のYouTubeにて見ていただけます! オーストラリアの大学に入学したきっけは? 私は当初オーストラリアに来て英語を学びたいと考えていました!当時は外資企業の経理部門でお仕事をさせてもらっていたのですが、オーストラリアに英語を学ぶため、そして後に会計学を学ぶという目標も持ってワーキングホリデーで渡豪しました!2年間ワーキングホリデーをした後、TAFEに入学し、さらにそこから会計学の学びを深めたいという思いがあったので、大学に入学しました! TAFEと大学の違いはありますか? TAFEと大学で大きく違う点は出題される課題にあると思います! TAFEは小さな課題が頻繁に出されるので、課題の量が多いように感じます。それに対して大学は課題の量はTAFEに比べると少ないですが、一つの課題が大きくプレッシャーはありますし、専門性も高くなります! TAFEでは大学に入学前に、専門性の基礎を学べて、英語で学ぶことに触れる機会となり、また現地の学校のシステムを知る機会にもなりますのでTAFEは大学に入学する前の準備期間としても最適だと思います! 大学:会計学(Accounting)は何を学びましたか? 会計学が人気の理由は、「一般企業で使える、万能性が高い、個人の生活にも使える」など色々な理由があると思います! オーストラリアの大学で会計学を学ぶとなると、多くの場合Bachelor of Business というコース名となり、その中でAccounting(会計)を専攻する形が多いです! そのため総合的に見ると大学の講義はビジネス系のコースが半分、会計学のコースが半分でした。 日本滞在時に経理で働いていた経験から、会計学についてはある程度理解はありましたが、ビジネス系いわゆるマーケティング、エコノミックなどの分野には触れたことがなかったので初めは講義についていくのに苦労しました。。。 また、会計学では専門的知識や法律的なことも学ぶため、今まで聞いたことのないような英単語も沢山出てくるので、日々の予習・復習が大切になってきます!またこれらの学びは実際に会計士として仕事についた時に、とても役に立つので学生時代にしっかりと学んでおくことが大切です! 会計学を学ぶにあったって予備知識は必要ですか? 予備知識はあった方が楽だと思います!なくてもやっては行けますが、その場合英語力が必要です!基本的な内容を英語でどれだけ理解できるのかが重要になってきます。 私は日本で仕事の経験があったので、講義内でも何をやっているのか大体イメージが出来て、日本で得た知識を英語に直して上手く理解できるようにしていました。 そのためここに関しては、英語力でカバー出来る場合か、経験と予備知識で英語をカバーできるかどちらかだと思います! 私の経験上、会計学コースに入ってからスムーズにやっていくには、「英語力を高めておく。予備知識を学んでおく」ことだと思います! 会計のお仕事はどうやって見つけられられましたか? オーストラリアの求人ページ「Seek & Indeed」を使いました!その中で募集している会計士の仕事に全て応募して。。。軽く200〜300社くらいは応募したと思います! そもそも大半は返事が返ってこないんですが、たまたま1社面接までうまく進み、日本での経理の仕事経験を会社側も認めてくれてお仕事をさせて頂けることになりました!! 仕事探しは大変ですが、経験があればそこからのステップアップはそれほど難しくないので、初めはインターンシップでもいいので経験をさせて頂ける場所を見つけることが重要だと思います!! またインターンシップの経験は履歴書にも書けるので、オーストラリア現地でフルタイムの仕事を探す際にもこの経験は有利になります! 会計士として今後のキャリア目標はありますか? QUT(大学)を卒業してから現在の会社がオーストラリアでは2社目になります。現在の会社で沢山経験をさせていただいているので引き続きこの環境で経験を積んでいきたいのと、個人的にはCPA(豪公認会計士)を取得したいと考えています! 留学生へのアドバイスはありますか? コネクション(人脈)を沢山作ること! 私は大学生時代がコロナと被ったので友達が一人もできませんでした(完全オンライン授業だった為) TAFE時代の友達とは色々情報交換をしていましたが、やはりこのコネクションや友達を作ることは仕事探しやキャリア面でもオーストラリアではとても重要なので、沢山のコネクションを作っていって欲しいと思います! 就職に関しては「メンター」を見つけてください! *メンターとは「良き指導者」「優れた助言者」のことを言い、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことを指します!オーストラリアでは大学内でメンターに関する情報も発信されます! オーストラリアで就職活動を行なっている時、メンターに出会って、履歴書などを改善してもらいました。 履歴書をメンターと一緒に改善した後、なかなか会社から返事が返ってこなかったのが、急に来るようになりました!!メンターのキャリアを見て自分の将来図もイメージしやすいのでとてもオススメです! まとめ 今回はオーストラリアQUT(クイーンズランド工科大学)で会計学を学び卒業後、実際に会計士としてお仕事をされているむつみさんにお話しを聞かせていただきました!オーストラリアの大学生活についてや、会計学の勉強内容、また就職についてのアドバイス等も聞かせていただきました! SOL留学はむつみさんのオーストラリアでの生活と今後の活躍を応援しております! また弊社では今回ご紹介させていただいたQUT(クイーンズランド工科大学)以外にも様々なオーストラリアの大学と提携しております。(▶︎大学一覧ページはこちら)…