オーストラリアの大学で野生動物保護を勉強しよう!

こんにちは!留学カウンセラーのかすみです。   オーストラリアと聞いて一番に思い浮かべることは皆さん何でしょうか。   やはりコアラやカンガルーといったオーストラリア特有の大自然ではないでしょうか。オーストラリアは孤立した大陸のため、他の国では見られないようなオーストラリア原産のたくさんの動植物が生息しています。 (1600種以上の魚が生息しているグレートバリアリーフ) 当然、この特有の大自然を守ろうという国民の意識は非常に高いです。最近では全てのレストランではプラスチックのストローやフォークを提供が禁止されているほどです。 その一方で絶滅に面した動物もたくさんいます。その多くが外来種の持ち込みや人間の自然破壊行動によって生み出されたものです。コアラもそのうちの一つですが、皆さんの記憶にも新しい2019~2020年の山火事でさらに数が減ってしまいました。私達はEMSと呼ばれる環境保全料や、募金、ボランティアなどを通じて援助することは出来ますが、野生動物保護を勉強することで根本的に生態系の維持や環境保全に貢献することが出来ます。 では具体的にどういったことを学ぶのでしょうか。 1. 野生動物保護では何を学ぶ? 野生動物保護は動物の生態を理解した上で、それを崩さずに人間と動物がどうやって共存していくかをというテーマの元勉強します。 生態系を守るためには土壌や気候、動物の生態や生物学、感染症、生態の統計学など様々な観点からアプローチします。   以下、サンシャインコースト大学で人気の高いBachelor of Animal Ecology(動物生態学)を例に科目を紹介します。   動物生態 絶滅危惧種と保護 動物の機能、進化 海洋脊椎動物について(サメ、海鳥、かめ、クジラ) 生物の多様性と生態 科学的な研究とその方法 細胞生物学 生物科学 無脊椎生物学および生態学 沿岸の海洋生態学 動物生理生態学 生態の統計学 陸上脊椎動物の多様性と生態 生態学における数値的な技術 野生生物の生態と保存について 沿岸の保全について 実地調査(フレザーアイランド) 分野の研究 特別研究のプロジェクト 職場環境 動物の行動 地球変動と環境 などなど… 2. オーストラリアで野生動物保護を勉強するメリット やはりオーストラリアの動植物の種類の豊富さに肖ることが出来るのが最大のメリットです。動物生態・保護管理のコースでは野外学習や実地調査を提供している大学が多いです。サンシャインコースト大学ではクイーンズランド州のフレザーアイランドやノース・ストラード・ブロークアイランドまで実際に足を運んで実地調査を行います。ラトゥルーブ大学では島だけでなく川や山へも出向き、野外学習を行います。このように常に自然と隣り合わせで研究することが出来るのです。こんな最高の環境で研究することはオーストラリアでしか経験できないので毎年世界中の学生が動物生態や保護を勉強しにオーストラリアにやってきます。 3. 学校紹介 大学名 コース名 期間 学費(見積もり) (2021年9月現在) サンシャインコースト大学 University of…

DAMA 永住権 オーストラリア SOL留学

多様な職種に対応!DAMAを通じた永住権の選択肢とは?

こんにちはSOL留学カウンセラーのかすみです。 今回は意外と知られていない、MLTSS職業リストには載っていない職業で雇用主スポンサーを目指す方法をご紹介します。 特にオーストラリアの大学でHotel ManagementやTourismを勉強された方、専門学校でChild Careを勉強された方多いと思います。永住権なんて自分には関係ないものだと思っていませんか?実はそんな方々にもチャンスはあるのです!キーワードは『DAMA』です。方法は簡単に言うと、DAMAと呼ばれる契約がある地方で482ビザ(雇用主スポンサービザ)を取得するというものです。その契約の元ではスポンサーが下りる職業の幅が広がるだけでなく、職種によってはスポンサービザが下りる職業年数や英語力などの条件が緩くなるという利点しかないおいしい話です。ではそのDAMAとは一体何なのか次の項目で紹介していきます。 1. DAMAとは? 年々厳格化しているオーストラリアの移民政策ですが、まだまだ一部の地方ではある一定の職業において人手不足の問題が悪化の一途を辿っています。通常、永住権に繋がる4年の雇用主スポンサービザはMLTSSL (Medium and Long-term Strategic Skills List)という政府が定めた職業リストに載っている職業に限り下りるのですが、一部の地方地域においてはそのリスト以外の職業も人手が足りていない状況です。そこで、新たに設けられたのがDAMAです。DAMAとはDesignated Area Agreement Migration Agreementsと言い、政府と人手が足りてないエリアの地方自治体と雇用主との間に交わされている契約のことです。この契約ではMLTSSLの他にその地方によってそれぞれ決められた様々な職種でのスポンサーが可能になり、人手不足解消の役割を担っているわけです。 さらにもっとたくさんの人にその職業についてもらうため、地方と職種によっては482ビザの申請者側の条件も緩くなっています。DAMAにない地域の通常の482ビザの条件として2年間の就労経験とIELST5.0が挙げられますが、例えばDAMAの契約があるSouth Australiaでチャイルドケアワーカーとして482ビザを申請する場合は1年の就労経験とIELTS4.5まで引き下げられています。 ただ、DAMAの地域や職種によっては、通常の482ビザで求められないSkill Assessmentや資格などが求められる場合もありますので、ご自分の職種の条件をしっかりと確認する必要があります。 続いては気になるDAMAのアグリーメントがある地域のご紹介です。 2. DAMAのある地域 DAMAの地域は人手不足が深刻な地域となると必然的に田舎が多くなります。ただアデレードやケアンズなどある程度都市化が進んでいたり、観光地として栄えている場所もあります。491ビザの地方地域(Regional Area)とは完全に別物なのでお間違いないように!以下連邦政府が公表しているDAMAの契約を交わしているそれぞれの地域とそのウェブサイト一覧です。 Northern Territory: Northern Territory Designated Area Migration Agreement (NT全域) The Goldfields, WA: City of Kalgoorlie Boulder Great South Coast, VIC: Warrnambool City Council Adelaide City Technology and Innovation Advancement: Skilled & Business Migration…

【大学進学パスウェイ 完全攻略】ファウンデーションコースを活用して大学入学!

皆さん、こんにちは! SOL留学カウンセラーのカスミです!    本日は、前回の記事『Pathwayとは? IELTS PathwayとEAPコースの違い』の第二弾として、大学へのPathwayについて紹介したいと思います。 「Pathway」って何?そんな方は是非上記の記事を読んでみてください!   さて、Pathwayについてしっかり理解を深めたところで…。 日本の高校卒業後にオーストラリアの大学に入りたい方に向けて、Pathwayを使った大学への入学方法を紹介しちゃいます!! 1.ファウンデーションとは? 日本とオーストラリアの教育制度は少し違っており、大学進学前にそのギャップを埋めるためのコースです。大学進学準備コースというと分かりやすいかもしれません。 約1年間英語、そのコースに必要な基礎科目(数学など)、大学の課題の書き方などを勉強します。学士を持っていない場合、大学によって必ずファウンデーションコースが必要であったり、いらなかったりします。 ファウンデーションコースの入学条件はズバリIELTSなどの英語証明と高校の成績です。大学選びにはファウンデーションコースのことも考慮に入れておいたほうがいいでしょう 2. EAP/IELTSコースとファウンデーションコース、何が違うの? 前回のブログでpathwayコースとしてご紹介した ”EAP(English for Academic purposes)コース” と ”IELTS コース” は大学だけでなく、TAFEや専門学校へのpathwayですが、ファウンデーションコースは大学進学向けのみのpathwayコースです。 またEAPやIELTSコースは英語の成績だけ足りない人に向けた英語のみを勉強するコースですが、ファウンデーションコースはどちらかというと数学などの基礎科目、またはマーケティングやアカウンティングなどがメインです。 また大学進学する場合はEAP、IELTSコース、ファウンデーションコース全て進学予定の大学の付属のカレッジで受けなければならない場合がほとんどです。     EAP/IELTSコース  ファウンデーションコース  目的 専門学校、TAFE、大学進学のための英語力を補う。IELTSなどの公式の英語テストを受けずに英語要件をクリアしたい人 大学進学のために基礎科目の知識を補う 内容 英語での論文、エッセイライティング、プレゼン ・基礎科目 ・専門科目 ・英語 入学条件 英語 英語 高校での成績 (※大学によって必要ない場合もあります)   また高校の時に基礎科目も勉強しておらず、さらに英語の成績も足りない人はEAPやIELTSコースをを取ってからファウンデーションコースに進み、その後大学進学という道もあります。オーストラリアの大学は本当にフレキシブルでより多くの学生に道が開かれているのです! 以下パスウェイコースのパターンです。   ・高校の成績、英語ともに良く、ファウンデーションコースがない大学に進学する場合 日本の高校卒業後、直接大学入学   ・高校の成績は足りないが、英語力はある場合 ファウンデーションコース または ※Diplomaコース→大学進学  …

【第2弾】オーストラリアでの滞在期間延長のロードマップ!!

こんにちは!SOL留学のかすみです。  月日が経つのは早いもので、オーストラリアへの渡航規制がかかってからまもなく1年が経とうとしています。今オーストラリアにおられる皆さんは『英語は勉強したことある』『ワーキングホリデーで働いた経験がある』などといったオーストラリア上級者なのではないでしょうか!滞在を延長するにしても、折角の機会ですので、違ったオプションを選んでこのコロナの期間にステップアップしてみてはいかがでしょうか。? 今回は、最近とてもお問い合せの多い『オーストラリア滞在延長オプション』についてまとめたいと思います。以前のブログでも紹介しましたが、今回は目的別に合わせたコース内容に焦点を当てて紹介させて頂こうと思います。  今現在、オーストラリアにいる皆さんだけではなく、将来オーストラリア留学をお考えの皆さんにも『一般英語コース修了後の道』として是非参考にしてみてください。  1.大学進学したい! 大学進学というと日本のイメージでは「試験があって、猛勉強しないといけない」というイメージですが、オーストラリアの大学入学は皆さんが思っているほどハードルは高くないです。大体の大学のコースは「日本の高校、または大学の成績」+「英語証明(IELTSなど)」で入学可能です。他の国のようにインタビューやレファレンスレターなども不要です。もし英語証明が不安な方は大学付属の英語コースを受講すればIELTSなどの英語テストを受けずに大学に直接入学可能です。    また、大学や大学院で2年勉強すると、学士以上であればどんなコースでも卒業ビザが下り、卒業後2年間オーストラリアに滞在することが可能です。    もちろんその後帰国してもいいですし、永住権取得も目指せます。もし永住権取得をお考えの場合、勉強するコースも限られます。日本人に人気のなのはITや看護などです。また、卒業ビザ取得後もポイントを稼ぐ準備をしておく必要があります。つまり永住権を目指されるなら、大学入学前からしっかりとプランを立てておく必要があるということです。  2. 卒業後もオーストラリアで働きたい! 大学に行かずとも卒業ビザなどを取得し、ゆくゆくは永住権も目指せる道もあります。ざっくり言えば、TAFEや私立の専門学校でMLTSSL(政府が定めたオーストラリアで今足りていない職業のリスト)に記載されている職業に関連したコースを取ることです。    入学するためには英語力の証明が必要ですが、IELTSなどの英語テストがあれば一番早いです。医療系など特定のコース以外はだいたいIELTS5.5(各スキル5.0)が条件です。ただIELTSのスコアがなくとも様々なパスウェイがあります。一定期間の英語コースを修了すると直接入学出来たり、学校によってはCertificateやDiplomaを取得していればその卒業証書が英語証明になる場合もあります。このように様々なパスウェイが存在するので、IELTSのスコアがないからといって諦めてしまうのは  勿体ないです。まずはエージェントに相談してみてください。      特定のコースを修了すると卒業ビザが下り、卒業後1.5年オーストラリアに滞在することが可能です。卒業ビザが下りるコースで代表的なものが保育、調理師、自動車整備、大工、土木工学などです(2021年2月現在)。これらのコースは履修することである意味働く資格を獲得するようなものなので、授業内容や課題もしっかりと充実しています。    これらのコースはだいたい2年間のコースなので、卒業ビザを含めると3年半の滞在が確保できます。コースの費用だけ見るとビジネスなどのいわゆる卒業ビザが出ないコースと比較すると一見高く見えます。しかし、3年半滞在するとなるとどうでしょうか。例えば「チャイルドケアコース(2年)+卒業ビザ(1年半)」と「ビジネスコース(3年半)」とで比較すると同じ3年半でも前者のほうが費用は安く抑えられます。    また、さらにその先の永住もお考えの場合は関連したコースをオーストラリアで修了していることが大前提ですので、最初のコース選びが非常に重要になってきます。  3. 1年ぐらい滞在したい! 「永住権とまでは行かないけど、ただもうちょっとオーストラリアにいたい!費用も抑えたい!」という方に最適なのがビジネスやホスピタリティーなどの専門学校のコースです。こちらのコースは卒業ビザなどは申請できませんが、コース自体の価格は安く、英語コースと違って週に2,3日しか通わなくてもいいのでバイトをしながら学校に通うことも充分可能です。コース期間も半年から2年のものまであり、コース内容もビジネス、マーケティング、ホスピタリティー、ツーリズム、IT、など多岐に渡ります。永住権などに縛られず、純粋にご自分の興味がある分野を好きな期間学べます。    日本に帰国してからのキャリアチェンジの手助けになるようなコースを選ばれる方が多いです。特にITなどは専門技術な上に、今とても盛んな産業の一つです。さらにコロナの影響が後押しし、その需要はさらに高まっています。英語とITが両方できるとなれば鬼に金棒です!  4. 英語資格を取りたい! 折角英語を勉強したならその成果を目に見える形で残したいと思いませんか。ご自分の英語力を資格として残しておけば、日本での就職の時に確固たる証明になります。クッカリーやチャイルドケアは飽くまでオーストラリアが認定した資格取得コースであって、世界基準の資格ではありません。一方でIELTS、Cambridge、TOEICなどの英語試験は世界的に通用する英語証明になります。    IELTSはどちらかというと現地での進学やビザ取得に一般的によく使われます。大学、専門学校、ビザ取得においてIELTSのスコアさえあれば英語条件をクリアできるパスのようなものなでとても便利です。オーストラリアの英語証明としてはIELTSが一番凡庸性が高いと言われています。IELTS準備コースはその名の通りIELTSの試験対策のコースです。高スコアを狙うには純粋な英語力だけでなくテストの傾向や形式を攻略する必要がありますので、なかなか独学では大変ですので、知識のある先生から学び効率良くスコアを上げたい方はIELTS準備コースをお勧めします。    Cambridge も進学などに良く使われる英語証明テストです。IELTS に比べるとアカデミック色が弱く日常的な英語が使用されているので証明のためというより、純粋に一般英語で中上級、上級レベルまで勉強した人が更なるスキルアップのために受講されるケースが多いです。もしご自分の英語レベルがそこそこあって、さらに磨きたい方にとって Cambridge はうってつけです。    英語資格として IELTS や Cambridge も年々日本での認知度は上がってきてはいますが、日本企業ではTOEICが未だ圧倒的な知名度を誇っています。なので日本での就職やキャリアチェンジをお考えの方でTOEICを受けれらる方は非常に多いです。ただ世界的にはTOEICはそこまで浸透しておらずTOEIC対策コースを開講している学校も少ないです。日本以外での就職をお考えの方や外資系の企業だとIELTSやCambridgeのほうがいいでしょう。  まとめ 以上、目的別オーストラリア滞在オプションでした!  英語もあまり得意じゃないしなぁと悩んでいる方も問題ありません!オーストラリアの学校には様々なパスウェイがあります。皆さんの気持ちさえあれば道は案外開けます。私達も一緒に最適なプラン考えるお手伝いをしたいと思いますので遠慮なくご相談ください。    そして、今年(2021年)3月にビザが切れる方に朗報です!SOL留学では学費割引応援キャンペーンを開催しております!学校のプロモーションプラス期間限定でSOL留学からも奨学金のプレゼント!詳しくはこちらから。    その他語学・専門学校、TAFE、大学進学などに関してご質問があれば是非お気軽にお問合せください。 

IELTS コンピューター ペーパー SOL留学

IELTS コンピューター VS ペーパー あなたはどっち派 !?

こんにちは。SOL留学のかすみです! 今回は、近年新しく導入された『コンピューターベースのIELTS』について解説したいと思います。ペーパーとコンピューターと迷われている方もいるかもしれません。それぞれにメリット・デメリットがあり、相性もあります。この記事を読んで自分はどちらに向いているかチェックしてみてください! 今回お伝えする項目はこちら! ・IELTSについて ・IELTSペーパーベースとコンピューターベースの比較 ・IELTSコンピューターベースのメリットとデメリット ・まとめ IELTSについて IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で、オーストラリアを初め、主にイギリス、ニュージーランドで、大学、専門学校の受験や移民申請に使われる英語能力テストです。リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つの技能を測る試験で、世界40か国以上の国で受けることが可能です。オーストラリアでは学校に入学するにしても、働くにしても何かと色々な場で求められるスコアなので、持っておくに越したことはありません。   昔はPaper-delivered IELTS、いわゆるペーパーベース(鉛筆と紙を用いた試験)だけだったのが、オーストラリアでは2018年、日本では2019年からComputer-delivered IELTS、つまりコンピューターベース(パソコンにタイプするスタイル)でも受けられるようになりました。比較的新しいので、まだペーパーベースほど浸透しておらず、どういった実態かいまいち掴めない方も多いかと思いますので次の項目でペーパーとコンピューターベースIELTSの比較をしました。 IELTSペーパーベースとコンピューターベースの比較 ペーパー コンピューター 試験日 だいたい週1日(週末) だいたい週5日(平日) 申し込み 19日前まで 3日前まで 結果が出るまでの期間 2週間 2-5日 受験料 $375 $375 試験会場 多い 少ない (日本では東京と京都のみ) スピーキング 試験官と1対1 試験官と1対1 リーディング 手書き解答 タイピング解答 リスニング 大会場のスピーカー 手書き解答 ヘッドホン タイピング解答 ライティング 手書き解答 タイピング解答 (2020年現在) スピーキング スピーキングに関してはペーパーもコンピューターも全く条件は同じです。コンピューターベースを選んでも、スピーキングだけは画面越しではなく直接試験官と面と向かってのインタビュー形式です。   リーディング…

PTE Academicとは? 【テスト内容・IELTSとの比較】

こんにちは!SOL留学のかすみです! 今回は、オーストラリアでも徐々に認知度が上がってきている『PTE』という英語試験についてご紹介したいと思います。海外の大学・大学院留学、永住権を目指しておられる方、IELTSのスコアに伸び悩んでいる方、必見です!PTEはIELTSとよく似ているので今回はIELTSとの比較、PTEを選ぶメリットなどに焦点を当てて詳しく説明していきたいと思います。 今回紹介する項目はこちら! PTEとは? IELTSとどう違う? PTEテストはどんな内容? どうしてPTEがいい? どんな人に向いている? どうやって勉強したらいい? まとめ PTEとは? PTEとはPearson Test of English Academicという英語能力試験のことです。イギリスのピアソンという世界最大規模の教育サービズ会社が2009年に独自のコンピューターを使用したテスト(Computer Based Testing)を用いて開発しました。PTEは主に英語を母国語としない人が海外の大学・大学院入学や、永住権、ビザ申請の際求められる英語力証明のために受けられています。 以下の表はどこの国でPTEがVisa申請の英語能力証明として受け入れられているかを表したものです。オーストラリアやニュージーランドではVisa申請時に関してはIELTSとほぼ同じくらいPTEが受け入れられています。 ※Social Work、Educationは今現在IELTSのみ受け入れています。 国 PTEの英語証明としての受け入れ率 オーストラリア 100% ニュージーランド 100% イギリス 98% カナダ 65% (2020年時点)   ここまでPTEが英語能力証明試験として受け入れられているにも関わらず、大学留学、Visa取得に未だにIELTSしか選択肢に入れていない日本人が多いのが現状です。それはなぜなのでしょうか。それは単純にPTEはまだ歴史が浅く、日本人の認知度が低いということが理由に挙げられます。実際、日本語で解説されたPTEの問題集や情報は今はまだとても少ないというのも事実です。IELTSとPTEはそれぞれ違った特徴があり、人によって向き不向きがあると思います。もしIELTSの点が悪くてもPTEではいい点が取れたなんてこともあるので、PTEを知らないのは非常にもったいないことかもしれません。今回はIELTSと比較してPTEの特徴を詳しく説明していくので、是非この機会にPTEも視野に入れてみてはいかがでしょうか。   IELTSとどう違う? PTEの大きな特徴としては試験は全てコンピューターベースであるということ、申し込んだ次の日に受けられ、結果が来るのが早いということが挙げられます。他にも様々な特徴の違いがあるので、以下表をご覧ください。 PTE IELTS 値段 $375 $375 試験日 360日以上/年 1日/週 (ペーパーベースの場合) 結果が出る期間 1-5営業日 2週間 Visa申請で使える国 オーストラリア ニュージーランド オーストラリア ニュージーランド カナダ…

オーストラリア留学ー留学生ーフリンダース大学ーSOL留学

日本文化、世界に発信する日本人学生。

こんにちは!SOL留学のかすみです。 今回は、オーストラリアで大活躍を遂げた日本人学生さんをご紹介させていただきたいと思います。 南オーストラリアのBedford Parkにメインキャンパスを構えるフリンダース大学のホームページにこんな記事が飛び込んできました。『日本の伝統がよい時を呼び寄せる』(元の記事はこちら)。 オダナツミさんはフリンダース大学で社会福祉の修士を学んでいる日本人の学生です。オダさんは「コロナウイルスでの隔離やソーシャルディスタンスが人々の心にとてつもなくネガティブな影響を与えている」と主張しています。オダさん自身もロックダウン中におじい様が亡くなられたのにお葬式に参加できなくてとてもつらい思いを経験されています。世界が憂鬱の波に埋もれている中、オダさんは人々の絆や幸福感、帰属意識を取り戻そうと一大プロジェクトを立ち上げます。それは『千羽鶴プロジェクト』です。私は正直「オーストラリアで?まず、鶴の折り方を知っている人いるのかな?」と初めは思いましたが、オダさんは見事な行動力と幅広いフットワークで千羽集めることに見事成功したというのです。   オダさんはフリンダース大学の留学生に呼びかけ、オンラインで折り鶴セッションを開き、さらにオダさんが所属しており、このプロジェクトの主催であるロータリークラブ(国際的社会奉仕連合団体)、南オーストラリア豪日協会、フリンダース大学の留学生課とともにこのプロジェクトを実現しました。千羽鶴は今年7月Brighton ショッピングセンターに飾られ、人々の心を癒しました。さらに千羽鶴のFacebookページを立ち上げたところ、世界中から230人以上の人が集まり、それぞれ平和の願いが込められたメッセージとともに折り鶴の写真がアップされたそうです。 フリンダース大学の図書館に飾られた千羽鶴 今回みんなで作った千羽鶴の木は平和、癒し、復興の象徴だとオダさんは語っています。オーストラリアという異国の地でたくさんの人に働きかけ、プロジェクトの先陣を切ったオダさんの行動力には尊敬の念を感じます。「千羽鶴プロジェクト」によってまた一つ日本の文化が世界に広まり、コロナ過で滅入ってしまったたくさんの人の心を癒してくれました。 また、たとえオーストラリアという異国の地でも行動すれば自分も何かできるかもしれないと、勇気がもらえます。この広大なオーストラリアという地では何かやろうと思えば、何でも始められる機会は案外たくさん転がっているかもしれませんね。   オーストラリアに留学が気になった方はお気軽にSOL留学にお問い合わせください! お問い合わせはこちら LINE ID: @122snuji

TESOL オーストラリア SOL留学

TESOLとは? – オーストラリアでTESOLを学ぼう!!

こんにちは!SOL留学のかすみです! 今回は、『TESOL』についてご紹介したいと思います。『TESOL』は恐らくまだ馴染みがない方もいるかもしれませんが、今後日本の英語教育において、絶対重要なキーワードになっていくこと間違いなしです!今後英語教育に携わっていこうとお考えの方、今のうちに世界のトレンドを把握して、英語教育の場で活躍してみませんか?   今回紹介する項目はこちら! ● TESOLとは ● どうして今TESOLが必要? ● TESOLで何を学ぶ? ● どこでTESOLを学べる? ● まとめ TESOLとは? TESOLはTeaching English to Speakers of Other Languagesの略で、 「英語教授法」のコースのことです。 TESOLでは、英語を母語としない学生への英語の教え方を学びます。主に将来英語の先生になりたい人が学ぶ学問と考えていいでしょう。近年、TESOLは英語を教える上で資格のような扱いになっています。海外の英語教師募集の欄に『TESOL保有者優遇』と書いてあるのをよく目にします。海外では幅広く認知されているため、英語の先生になる人の非常に多くがTESOLを持っています。 本来の受動的な英語教育ではなく、世界で必要とされるコミュニカティブな英語教授法を学ぶことができるのが特徴です。 どうして今TESOLが必要? ・急速なグローバル化に伴ったコミュニカティブな英語スキルの必要性 本来、日本の学校の英語教育は一つの学問として位置づけられ、正しい文法の知識や英文書の理解などに重きが置かれていました。しかし、インターネットの普及やグローバル化に伴い、世界中で情報交換やコミュニケーションが容易に出来るようになったことで、同時に世界共通語として一番使われている英語でのコミュニケーションが不可欠になってきました。今や社会で活躍するにはグローバルな人材であることが大きな要です。 日本の英語は『学問』から『コミュニケーションのツール』として変容している過渡期の真っただ中にあります。TESOLはそんな変化に対応できる英語力を養うことを可能にする教授法の学問です。     ・日本の英語教育制度の改革 文部科学省の学習指導要領が大幅に変更されたことは皆さんの記憶に新しいと思います。 2020年を皮切りに小学校から高校までの英語教育の授業時間や内容は大きく変化し、今までの受動的な知識のインプットではなく、自分で思考してアウトプットしていく主体的な学びが重視されるようになります。 大学入試も日本独自のものだけでなく、世界基準の民間の英語試験が適用されるようになりました。つまり、日本人が苦手とする「書く」「話す」の英語スキルが今まで以上に必要になるということです。 この革命的と言える日本の英語教育改革の狭間で従来の英語教授方法でまかり通るわけがありません。今後はこの変化に対応できる教員が非常に重要となっていきます。「使える英語」をコンセプトにしたTESOLを習得していれば、これからの英語教育界で活躍できること間違いなしです! TESOLでは何を学ぶ? TESOLは語学学校から大学院まで様々な学校機関で学ぶことが可能です。機関によってコースの内容は変わってきますが、今回は社会でそれなりの効力を持っている修士課程のTESOLコースを例に取って紹介します。   クイーンズランド大学 応用言語学科 TESOLコース(修士課程)の場合 ※一般的に2年で12コース履修ですが、TESOLコースの学生は以下の4コースが必修です。(2021年度)   TESOL Curriculum & Pedagogy: Classroom Strategies 第二言語習得(SLA)の理論をもとに多種多様なクラス環境に対応できる様々な教授法を学びます。「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能別に教授法を細かく見ていきます。実際にクラスのカリキュラムを考え、教案を組み立てるという実践的な課題もあります。   Critical Perspectives on TESOL in Educational…

【ブリスベン】おすすめハンバーガーショップ 3選!!!

こんにちは!SOL留学のかすみです。 皆さん、オーストラリアの食べ物と聞くと何を思い浮かべますか?私はやっぱりハンバーガーです!   オーストラリアに来てしまったならハンバーガーは外せません。なぜかというと、オーストラリアにはハンバーガー専門店もたくさん存在しているし、そのクオリティーも圧倒的です!まず、どのバーガーも基本的にお肉が分厚くジューシーで、めいいっぱい口を開けても入りきらないほど具材がたくさん挟んあって超ボリューミーです。気軽にオージービーフを味わいたいなら、まずハンバーガー店に行ってみてください。 ハンバーガー激戦区なブリスベンにはたくさん優良なお店があって迷ってしまいますよね。そんな方のために比較的ブリスベンにたくさん店舗があって、気軽に入れておいしいお店を3つご紹介したいと思います!   【Grill’d】 オーストラリアの代表的なハンバーガー屋さんです。オーストラリアの至るところにあります。ヘルシー志向を謳っているのでボリューム満点だけど、着色料を使ってなかったり、脂っぽくなかったりといいことずくめです。私はサイドについてくるポテトがハーブが効いていておいしいので好きです! https://www.grilld.com.au/         【Burger Urge】 なんとこのお店、ブリスベンが発祥なのです。なのでブリスベンに来たら外せないお店です!QUT、UQ、Griffith といった主要大学内にも入っています。オージーサイズが食べれない方に「スナックサイズ」や「リトルモンスター」といった方のためにミニサイズのセットもあって気軽に入れます! Home 【Betty’s Burgers】 元々、NoosaやGold Coastにありその時から美味しいと話題になっていました。数年前から急にブリスベンにも店舗が増えた比較的新しいハンバーガー屋さんです。人気の秘密はバンズに贅沢にもブリオッシュを使っているところと最強にかわいい店内です!   まとめ ブリスベンに来てハンバーガーを食べてみたい方、お昼ごはんに迷った方、ぜひこの3つのお店を試してみてください!   SOL留学では学校のことはもちろん、ブリスベンでの生活やビザなどの質問も受け付けております!   無料お問い合わせはこちらまでお願いいたします。