- はじめに
- Pathway: EAPコースって何?
- Pathwayコース IELTS Preparation Course
- EAP コース
- まとめ
- SOL留学過去の功績
- 豪公認留学カウンセラー&豪政府認定移民カウンセラー
皆さん、こんにちは! SOL留学カウンセラーのハルキです!
本日はここ最近SOL留学に来る問い合わせの中で、多い質問に関してお伝えしていきたいと思います!
新たに専門学校、大学への留学を考えている方やビザの切り替えが必要な方で学校選択に悩まれている方からよく質問されるのが、Pathway(IELTS)コースとEAPコースってどう違うの?
そもそもPathway, EAPコースって何ですか?という質問です!
確かに何が違うのか、そもそもどういったコースなのかわかりづらいですよね。。。
このPathway, EAPコースに対して今回はお答えしていきたいと思います!
1.Pathway, EAPコースって何ですか?
まず初めに、Pathwayとは何ですか?という質問をよくお聞きします。
Pathwayとは基本的に今後専門学校や大学に進学する方に大きく関係してきます。
まず、オーストラリアで大学レベル相当を履修する場合入学基準が設けられています。こちらは大きく分けてAcademic RequirementとEnglish Requirementの二つになります。
前者のAcademic Requirement に関しまして今回は説明を割愛致しますが、こちらはほとんどの場合が最終学歴Year12相当(高校卒業レベル)が要求されます。
そしてEnglish Requirement に関しては進学する学校やコースによって変わってきます。
Bachelor(大学)レベル相当の入学の場合一般的な条件はIELTS6.5 (PTE 57-64) 相当の英語力になります。
ただ、いきなりIELTS6.5 (PTE 57-64)相当の英語力といわれても実際のところ、
- 今自分はどのくらいのレベルなの?
- もしくはそのレベルまで自分で達することはできるのか、
- そもそも大学の勉強についていけるのか、など不安は尽きませんよね?
そういった方のために大学、専門学校入学前に英語力や実践的な勉強の準備をするためのコースがPathway, EAPコースといったものになります。
主な内容は英語力の向上、大学レベルの勉強の仕方を学ぶというものになりますが、もう一つ重要なのがこのコースを既定の条件で卒業した場合にその次に通う専門学校、大学への入学許可が下りるという事です!
つまり!自分でIELTSなどのスコアを取る必要がなくなります。
本日はこれらの中でもIELTS PathwayコースとEAPコースの内容についてお伝えしていきたいと思います。
2. Pathway コース - IELTS Preparation Course -
こちらのコースは基本的に一般的なIELTSコースと同じものになります。
勉強内容としては、IELTS試験対策としてリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4セクションに分かれた授業を受けそれぞれのレベルにあったクラスに振り分けられるというものです。
基本的にはテスト対策のコースですので勉強内容や目的はIELTSのスコアを取ることに特化した英語力の向上になります。
こちらのコースの特色としては:
- 学校によっては実際にIELTSの試験官としての経歴がある先生を採用している、
- 決まった週ごとに模擬テストを受け、その時点での自分のレベルを確かめることができる、
- 学校が試験センターに登録されている場合その学校の校舎でIELTSの試験を受けることができる
- 漠然と英語力を上げるだけでなく資格として残すことができる
などの点になります。
こちらのコースを取られる方の多くとしては、大学や専門学校への進学を決めたが自分でIELTSの点数を取れる自信がない、もしくは入学まで期間があり勉強していなかった時間も長いため少し準備期間を取りたい方などになります。
3. EAPコース
お次はEAPコースに関しまして、
“IELTSコースはなんとなく試験対策のコースなのはわかるけど、EAPは何をするの?”
と思われる方が多いのではないでしょうか?
EAPコースとはEnglish for Academic Purposesの略称になり、こちらも大学や専門学校進学時に英語力に自信がない方のための準備コースとなっています。
では先ほどお話ししたIELTS Pathwayコースと何が違うのでしょうか?
大きな違いは英語での勉強内容 になります。
先ほどはコース名にもある通りIELTSの試験で点数を取れるようになるのが第一目的になります。それに対してEAPコースは英語力の向上をより一般的な勉強内容にフォーカスしています。
EAPコースの主な勉強内容が
- クラス内でのディスカッション
- クラスメイトと共にプレゼンテーションの実施
- エッセイの書き方
などになります。
ではなぜこれらの内容が大学、専門学校進学に必要になるのでしょうか?
それはオーストラリアの教育システムによるものになります。
オーストラリアでは一般的にYear10と呼ばれる日本でいうところの高校一年生までが義務教育になり、Year 11,12からは大学準備期間としての授業を受けることになります。 日本では高校卒業後の大学一年生などで一般教養といわれる授業を取りますがオーストラリアでは大学入学前のこのYear11,12ですでに一般教養などを終えた状態になります。
つまり、大学一年時から実践的な内容になるので留学生の大半は何も準備していないと授業についていくことが大変困難になります。
そのため、EAPコースによる一般的な勉強内容を英語で学ぶことがとても大事なのです!
まとめ
いかがでしたか?
“Pathway” ”EAPコース” なんとなく名前は聞いたことはあったけど何なのか本当はよくわからないと思っていた方、少しでもコース内容の理解が深まっていただけたら幸いです。
大学、専門学校進学時の準備コースはこのほかにもいくつかありますが本日はIELTS PathwayコースとEAPコースについてお話しさせて頂きました!
どちらが良い、悪いというわけではなく一人一人の状況やニーズによって選択肢が変わってくるということになります。
もしこちらのコースに関して何か不明点やもっと詳しく話をしたいという方は、随時カウンセリングを承っておりますのでいつでもご連絡ください!