こんにちは!SOL留学のかすみです!
今回は、オーストラリアでも徐々に認知度が上がってきている『PTE』という英語試験についてご紹介したいと思います。海外の大学・大学院留学、永住権を目指しておられる方、IELTSのスコアに伸び悩んでいる方、必見です!PTEはIELTSとよく似ているので今回はIELTSとの比較、PTEを選ぶメリットなどに焦点を当てて詳しく説明していきたいと思います。
今回紹介する項目はこちら!
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- PTEとは?
- IELTSとどう違う?
- PTEテストはどんな内容?
- どうしてPTEがいい?
- どんな人に向いている?
- どうやって勉強したらいい?
- まとめ
PTEとは?
PTEとはPearson Test of English Academicという英語能力試験のことです。イギリスのピアソンという世界最大規模の教育サービズ会社が2009年に独自のコンピューターを使用したテスト(Computer Based Testing)を用いて開発しました。PTEは主に英語を母国語としない人が海外の大学・大学院入学や、永住権、ビザ申請の際求められる英語力証明のために受けられています。
以下の表はどこの国でPTEがVisa申請の英語能力証明として受け入れられているかを表したものです。オーストラリアやニュージーランドではVisa申請時に関してはIELTSとほぼ同じくらいPTEが受け入れられています。
※Social Work、Educationは今現在IELTSのみ受け入れています。
国 | PTEの英語証明としての受け入れ率 |
オーストラリア | 100% |
ニュージーランド | 100% |
イギリス | 98% |
カナダ | 65% |
(2020年時点)
ここまでPTEが英語能力証明試験として受け入れられているにも関わらず、大学留学、Visa取得に未だにIELTSしか選択肢に入れていない日本人が多いのが現状です。それはなぜなのでしょうか。それは単純にPTEはまだ歴史が浅く、日本人の認知度が低いということが理由に挙げられます。実際、日本語で解説されたPTEの問題集や情報は今はまだとても少ないというのも事実です。IELTSとPTEはそれぞれ違った特徴があり、人によって向き不向きがあると思います。もしIELTSの点が悪くてもPTEではいい点が取れたなんてこともあるので、PTEを知らないのは非常にもったいないことかもしれません。今回はIELTSと比較してPTEの特徴を詳しく説明していくので、是非この機会にPTEも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
IELTSとどう違う?
PTEの大きな特徴としては試験は全てコンピューターベースであるということ、申し込んだ次の日に受けられ、結果が来るのが早いということが挙げられます。他にも様々な特徴の違いがあるので、以下表をご覧ください。
PTE | IELTS | |
値段 | $375 | $375 |
試験日 | 360日以上/年 | 1日/週
(ペーパーベースの場合) |
結果が出る期間 | 1-5営業日 | 2週間 |
Visa申請で使える国 | オーストラリア
ニュージーランド |
オーストラリア
ニュージーランド カナダ イギリス |
試験結果の有効期間 | 2年 | 2年 |
スコア | 10-90点 | Band1.0-9.0 |
試験時間 | 2時間半程度 | 半日 |
試験方法 | コンピューターベース | ペーパーベース Or
コンピューター |
測定技能 | 4技能
(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング) |
4技能
(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング) |
(2020年現在)
PTEの内容とは?
PTEは大きく3つのパートに分かれます。1.スピーキング・ライティング、2.リーディング、3.ライティングです。それぞれの内容と特徴を見てみましょう。
Part 1: スピーキング・ライティング(77~93分)
〈スピーキング〉
- 自己紹介
- 朗読
- 文のリピート
- 図の説明
- 講義内容の説明
- 短文解答
〈ライティング〉
- 要約
- エッセイ
IELTSはスピーキングやライティングにおいても自分の意見を求められるのがほとんどなのに対し、PTEは朗読や要約など意見や考えなどを問われる場面が少ないです。しかし、多くて93分の間にこれだけの量があり、さら20分という短い時間でエッセイなどを書かなければなりません。一見大変そうですが、PTEはスピーキングやライティングには決まったテンプレートがあるのです。だいたい30ぐらいあるテンプレ―トの対策をしていればクリアできると言われています。つまり、試験対策さえしっかりとしていれば点数は確実に上がるのがPTEです。
Part 2: リーディング(32~41分)
- 空所補充
- 選択問題
- 段落の並び替え
- 空所補充
- 選択問題
リーディングについてはテンプレートはなく、一般的にIELTSと同じく難しいです。
Part 3: リスニング(45~57分)
- 話された内容の要約
- 選択問題
- 空所補充
- 正しい要約の選択
- 選択問題
- 聞き取り(選択式)
- 間違い探し
- 聞き取り(記述式)
IELTSと違いリスニングにも要約する問題があります。その場合文をタイプしなければなりません。また聞き取り(ディクテーション)があるのもIELTSと違うところです。
どうしてPTEがいい?
では結局どうしてPTEがいいのか、IELTSではなくPTEを選ぶメリットについて見ていきましょう。
- 早い!気軽!
ほぼ毎日試験が行われているため、忙しい人でも前日に申し込めば次の日にはもう試験が受けれらます。試験時間もIELTSが半日かかるのに対して、PTEは約2時間半です。結果も早くて1日、遅くて5日で届きます。
- 公平公正
コンピューターが採点するため、人による採点より遥かに客観的で正確です。
- 結果が詳しく分かる
IELTSの場合、4技能のスコアしかわかりませんが、PTEの場合はその中でもどの問題で点を取れていたか(または取れていなかったか)が分かり、自分の苦手分野への対策が立てられます。
- 綴り間違いに寛容
IELTSは単語の中の一文字でも間違っていたら点がもらえないこともありますが、PTEは文法や綴りに関してはそこまで厳しくありません。
- テンプレートがある
スピーキングとライティングに関してはテンプレートがあります。ハイスコアのポイントはどれだけテンプレ―トを覚えているかにかかっています。PTEの対策さえしっかりしていれば3か月ほどでハイスコアが狙えるのです。
どんな人に向いている?
やはりテストは相性です。IELTSに向いている人もいれば、PTEの方が合っている人もいます。 実際に自分で模擬試験などに触れてみないと分からないかもしれませんが、ざっくりとこんな人には向いているという特徴を挙げてみました。
・タイピングが得意な人
解答は全てパソコンに打ち込む形式なので、タイピングが早い人は有利です。また、手書きが苦手な人はPTEの方が向いているかもしれません。
・正確さよりも流暢さに長けている人
文法や綴りには厳しくありませんが、時間が短いゆえにより短い時間でタスクをこなしていくことが求められます。
・アカデミックすぎる内容が苦手な人
PTE Academic はIELTS Academicよりは内容がGeneralよりなので、高度な学術論文などが苦手な人にはPTEの方がいいかもしれません。
自分がPTEに向いているか分からないという方もたくさんいるかと思います。
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どうやって勉強したらいい?
PTEはIELTSほどたくさん問題集が出回っておらず、PTE対策コースを提供している学校も非常に少ないです。ピアソンが出している公式のサンプルテストなどで練習することも出来ますが、自分で一から勉強するのはなかなか大変だという方、私達と一緒に効率よく勉強してハイスコアを目指しませんか?SOL留学ではPTEコースも開講しております。
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まとめ
PTEコースについてだいたいお分かりいただけたでしょうか。日本での知名度は低いですが、オーストラリアではIELTSとほぼ同じ割合で大学や領事館に受け入れられています。オーストラリアの大学に進学予定でIELTSのスコアが伸び悩んでいる方、是非PTEという方法も考えてみてください。またオースストラリアへの移住をお考えの方の中でもPTEを選択する方が増えてきています。SOL留学では留学・ワーキングホリデーだけでなく移民に関する専門のビザコンサルトが常駐しております。将来移民を視野に入れている方のVisa (卒業ビザ、永住権など)のご相談も承っております。Visa申請のPTEスコアなど、気になった方は是非SOL留学にご相談ください。
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